本記事内にはアガルートのPRが含まれています
予備校講座を申し込む際、この講座には高額な講座代を支払う価値が本当にあるのかどうかが気になるところだと思います。これから受講しようか検討している方に向けて実際にアガルートの講座を受講し、試験を終えた今の自分が正直な感想を書こうと思います(自己採点ではマークミスなければおそらく初受験合格です)。
なお最初に言っておきますが、僕はアガルート の演習総合カリキュラムと過去問以外は一切やっていません。アガルートを除く他の予備校の行政書士講座や過去問以外の市販の教材には手を出していません。
それでは総括編いきましょう!
独学か予備校か
そもそもなにかを決断するときってまず戦略を練ってから実行すると思います(まれに突発的に実行する人がいますが今回は置いておきましょうw)。行政書士試験に限って言えば、まず独学でいこうか予備校を利用しようか迷うと思います。僕がこの選択で迷ったときそれぞれのメリットデメリットを挙げ検討しました。
独学・予備校のメリット
独学のメリットは安く済むことにありデメリットはそもそも勉強法が合っているのか確信が持てないことが挙げられます。
一方予備校のメリットは予め用意されたカリキュラムに従ってプロの講師による講義を受けて勉強するため勉強の方向を誤らないです。
独学・予備校のデメリット
独学のデメリットは勉強効率が悪いことです。
一方予備校のデメリットは予備校代が高いことにあると思います。誰だってできればお金をかけたくないと思います。僕も当初は独学を試みようとし、書店に足を運びました。
しかしそもそも行政書士試験に関する知識がないためどんな参考書がどれくらいの網羅性があるのか、難易度はどれくらいなのか等選定基準がないので選びようがありませんでした。
時間をお金で買う
自分は結果的にはアガルートの演習総合カリキュラムを受けることになりました。
独学で1年合格が遅れるよりマシだと思い込んで、申し込みました。
予備校を検討している人で金額を理由に迷っているならば腹を決めて一発合格してやるぞとの気概を持って取り組むとモチベーションも保てると思います。
そしてアガルートならば受講した年に合格すれば合格者特典で講座代が返金される上に祝い金まで貰えるという合格者返金制度があります。なんとしてでも合格して予備校代を回収してやりましょう!
1発合格の決めては演習量
このカリキュラムは基礎講座である総合講義(インプット)を受け、演習問題集(アウトプット)を通じて実力をつけ、模擬試験で本番を仮体験し直前予想問題で最終チェックするという4ステップで成り立っています。
演習総合カリキュラムははっきり言うと演習をしまくり、解いていく中で自分の中に強固な知識を蓄えていくという、まさに脳筋ゴリゴリプランですw。スポーツでもなんでも練習をたくさんすると一定の強さは手に入りますよね。センター試験の英語だって一定量の問題を解くとその形式や時間配分に慣れてある程度点数が安定すると思います。それらと同じ理屈でとにかく演習に次ぐ演習で知識を身につけていくカリキュラムです。
楽に点数が取れたみたいな成功体験が自分にはないので、とにかく問題演習をするこのカリキュラムは自分に合っていました。自分が受講したのは2018年度版なので今後のカリキュラムは多少改善され小さな変更があるかもしれません。ただ大枠は変わりません。
問題演習が足りないなと自覚していたり、テキストを読むより問題演習をした方が身につきやすいと思っている人にオススメです。
合格率がトップクラス(全国平均の4.14倍)の行政書士講座の秘密とは
総合講義
入門講義である総合講義は全科目すべて聴きました。アガルートの総合講義テキストはコンパクトにまとまっており復習もしやすい工夫がされています。コンパクトであるにもかかわらず、試験に合格するには必要十分な情報が記載されているので総合講義の知識を身につければ十分合格できると思います。
何度も復習するためコンパクトなものでなければいけません。詳細な情報が記載されており網羅性があるからといって安易に厚いテキストを選択するべきではありません。
あくまで資格試験なのですから、試験に出るべき情報が載っていれば足ります。専門的な深い知識は合格後に身につければ良いのであり、現在の目的は試験合格であることを見失わないようにしましょう。
演習問題集
行政書士試験、公務員試験、予備試験、司法試験の過去問から今後の行政書士試験で出題される可能性が高い問題がセレクトされている問題集です。
良いところは、演習問題集の解説に選択肢ごとに総合講義テキストの該当箇所が記載されているため解説だけでは分からないところもすぐに総合講義テキストに戻って詳しく復習できるところです。演習総合カリキュラムはとにかく問題を解くという実践がかなりできるので解答力がかなり付きます。教科書ばかり読んでいて演習が足りなかったと後悔している人や解答スピードが遅いがために時間切れになりやすい自覚がある人にとっては解答力がかなり強化されるとこのカリキュラムを通じてかなり強化されると思います。
模擬試験
本番と同様の問題形式で模擬試験が1回分用意されています。この模擬試験で本番当日3時間という試験時間を実際に体験します。途中で集中力が途切れるのか、何問目から解答スピードが落ちるのか事前に把握しておけば本番パニックになることもなく対策を練ることができます。
模擬試験の難易度は本番よりもやや高いです。ただ悪い点数を目にして直前期に怠けるということを防げるため、試験直前期に自分をもう一度見つめなおして気合いを入れ直す良い機会になると思います。
予想1000肢攻略講座
合わせて1000肢あり、圧倒的な演習(アウトプット)ができます。解き終わった頃にはこれだけ問題を「解いたのだから大丈夫!」という自信が沸々と湧き上がってきます。笑
超直前期のヤマ当てフェス
ヤマ当てフェスとは有料サービスである豊村先生の直前予想問題です。カリキュラム受講生はなんと無料になります。たしか本来であれば3000円くらいだったと思いますが、その年の傾向に合わせた直前予想問題サービスを無料で受講できます。最初からその分の価格は講座価格に折り込み済みだろ!と言われてしまうと、ぐうの音も出ません(笑)。
ただ、例えそうだとしても直前期の出題問題に敏感な時期に長年行政書士試験界で授業をしてきたトップ講師による直前問題を無料で受講できるというのは気持ち的にも安心できますし、本来有料のものが無料になるのはどことなくお得感ありますよね!
記述式予想問題
これはとてもとても優秀な教材です。配点の高い記述式は行政書士試験合格においてまさに肝です。ここをうまく攻略できればかなりのアドバンテージになります。この記述式予想問題の教材が手に入るだけでもこの講座を受講した価値があるといえます。
行政書士試験の記述問題はマーク式と異なり、今のところ過去問からの再出題はありません。そのため非常に対策に困ると思います。本気で対策しようとすればするほど範囲が広くなっていき、もうどうしていいかわからない!という状況になると思います。
そこでこのアガルートの記述式予想問題の登場です!これは過去問で既に出題された範囲は除いてあり、さらに出題可能性が高いとされるもののみを計60問掲載されています。内容は民法40問と行政法20問の記述式の問題と模範解答になっています。
まとめ
・カリキュラム内で相当な数の問題を解くのでかなりの自信がつく
・対策しづらい記述式もアガルートの教材なら安心
・カリキュラムの内容で合格に必要な力がつく
アガルートの演習総合カリキュラムと過去問をやればかなりの力が付きます。実際にアガルートを受講し本番を受け終えた自分が抱いた感想なので間違いないと思います。本当に身についたかな?という状態で受験した自分も1回目で合格(自己採点なので正確にはまだ不明)したので、やり込んだ人ならば満点近い結果を出すと思います。独学だとついつい不安になって他の人が薦める参考書や問題集を買ってしまい結局は消化不良に陥ることもあるかもしれません。
しかしアガルートなら予め合格に必要なカリキュラムが組まれています。
不安だからとむやみに新しい教材に手を出すのではなくまずは対象物を絞りそれに集中しましょう。すでに講座を申し込んだ人やこれから申し込む人は選択したものに集中し、信頼してとにかく目の前の教材や問題をやりぬきましょう!