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まず最初にご報告ですが令和元年予備論文に不合格でした。
不合格を確認後しばらく経ったいま自分なりに原因を追及し続けた結果自分は基本となる重要問題習得講座を潰せていないという結論に至りました。
行政書士試験合格後、自分なりに頑張ったつもりですが規範もうる覚え、事実のあてはめ方もイマイチな状況であれば客観的に不合格であることは明らかでした。来年は合格します。
重要問題習得講座・論証集を潰していれば令和元年予備論文の合格答案が書けたか
合格答案を書くには条文の要件・効果という基本が前提(そもそも自分はこの基本が徹底できていなかった)ですが、わかりやすく令和元年予備試験論文で出題された基本7法の問題を論点名や判例で分析してみました。
憲法
信教の自由エホバの証人剣道受講拒否事件判例→◯重要問題習得講座に掲載あり
外国人の人権享有主体性マクリーン事件判例→◯重要問題習得講座に掲載あり
行政法
原告適格→◯重要問題習得講座に掲載あり
委任立法の限界→◯重要問題習得講座に掲載あり
民法
177条の第三者→◯重要問題習得講座に掲載あり
94条2項類推適用→◯重要問題習得講座に掲載あり
法定地上権→◯重要問題習得講座に掲載あり
時効完成前の第三者→◯重要問題習得講座に掲載あり
自己物の時効取得の可否→◯論証集に掲載あり
商法
取締役会の目的外事項についての決議→×
取締役会の特別利害関係人→◯重要問題習得講座に掲載あり
株式の権利行使者の通知→◯重要問題習得講座に掲載あり
株主総会の招集通知→◯重要問題習得講座に掲載あり
名義書換の不当拒絶→◯重要問題習得講座に掲載あり
民事訴訟法
当事者の確定基準→◯重要問題習得講座に掲載あり
固有必要的共同訴訟の成否→◯重要問題習得講座に掲載あり
当然承継→◯重要問題習得講座に掲載あり
既判力の主観的範囲→◯重要問題習得講座に掲載あり
目的物の所持人に対する既判力拡張→◯重要問題習得講座に掲載あり
刑法
業務上横領罪の成否→◯重要問題習得講座に掲載あり
有印私文書偽造罪・行使罪→◯重要問題習得講座に掲載あり
強盗殺人罪の成否→◯重要問題習得講座に掲載あり
ウェーバーの概括的故意→◯重要問題習得講座に掲載あり
刑事訴訟法
任意同行と実質的逮捕の区別→◯重要問題習得講座に掲載あり
違法な逮捕に基づく勾留請求→◯重要問題習得講座に掲載あり
重要問題習得講座は信頼できる
上述の通り重要問題習得講座の論点網羅性は非常に優れています。論点を知っていることと現場でそれを抽出して書けるということには差がありますが、少なくとも重要問題習得講座は予備試験合格に直結する問題集であるという事を認識できました。実際に自分が予備試験の論文を受験して、不合格になって敗因分析をした上で重要問題習得講座は信頼できると思いました。来年の予備試験もこの教材と共に挑もうと思います。
以前工藤先生(アガルート代表)が「予備試験突破には過去問(予備、新司、旧司)と重要問題習得講座で足りる!」と断言していたのを聞いた時は流石に言い過ぎでは?と正直懐疑的でした。合格率3〜4%の難関試験がそんな単純な訳が無いと最初は思っていました。しかし自分が予備試験論文式を実際に受験し敗北し、予備試験の過去問を研究し、出題傾向も自分なりに分析した結果工藤先生の言葉はあながち間違っていないと思うようになりました(最初から素直になれよ)。
重要問題習得講座や論証集も含めた予備試験合格に必要な全部入りパックカリキュラムのレビュー記事はこちらです
予備試験は基本が大事と頻繁に大事と言われますが、それを聞くたびに「基本って何だよ!?」ってツッコミたくなっていました。しかし敗因分析した結果、曖昧なマジックワード「基本」は自分にとっては重要問題習得講座に掲載されていること知識ということになりました。
重要問題習得講座の利用者の声
旧試解析と重問をつかいました #Peing #質問箱 https://t.co/H6yYVj5fpe
— ばやや (@bayaya_law) October 29, 2019
今年中にある程度やらざるを得ないしやっぱり民訴刑訴行政法はアガルート重問に頼るしかないかなー
みつるんがんばれ〜✨
٩(°̀ᗝ°́)و— あきちゃん〜 (@kawaiiyoakichan) September 26, 2019
今、アガルートの重問の憲法やっていて思ったんだけど、設問(法科大学院や旧司の過去問)が有名な判例の事案をアレンジしたものが多く、解説も射程や異動などに触れられていて、実はこの解説をしっかり読み込むことがそのまま短答対策になり得るな、なんて思いました、まる
— 堀鉄夫(iron_husband) (@iron_husband) September 26, 2019
アガルート重問やればいいのね。
俺が学部の時とは時代が変わったねえ。アガルート無かったし笑 https://t.co/AEFeuEQ08V— 六法おろし@予備・司法 (@financelawyer_) September 14, 2019
こと民事系は、アガルートの重問と、司法試験の過去問(少なく見積もって設問3×直近10年分)、予備試験5.6年分で、約100問ぐらいなので、これグルグルやるだけでよくない?
足すならロープラだけども、あくまでグルグルの後の気がする。— 暖まりきめこむ (@danmari_kimecom) June 27, 2019
改正民法に対応
来年(2020年)からは改正民法に準拠した問題が出題されます。受験生にとっては改正民法に対応している信頼できる演習書が一体どれなのか困ると思います。現時点ではアガルートの重要問題習得講座が最も信頼できますし、上述の通り利用者の評価もとても良いです。実際に僕も改正法に対応した重要問題習得講座に買い替えましたがとても満足しています。改正部分を理解していたとしても答案にどう書くのかは、実際に自分で問題演習という形で書いてみなければ分かりません。工藤先生が全科目監修している参考答案付きの重要問題習得講座は改正民法の問題演習に最も適していると思います。
今年の試験での失敗を分析・克服し、来年こそは予備試験最終合格します!
↓令和3年の予備論文で出題された問題と重問の相性の検証記事はこちらです